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43歳の主婦を襲う全身激痛 ストレスで脳が誤作動 アロデイニア症?線維筋痛症?

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全身を激痛が襲う病気はいろいろありますが、線維筋痛症も
その一つです。線維筋痛症は、全身に激しい痛みが生じる病気で
原因は不明です。また、血液検査、CTやMRIなどの検査でも
異常を発見することが難しく、治療法も確立されていません。

この病気は、圧倒的に女性に多く、中高年に発症しやすいと
言われています。膠原病やリウマチなどと合併して生じることが
あります。

肉体的または精神的ストレスなど色々な「痛み」がきっかけになり
病気を発病するとも言われています。

痛みを生じる病気は多く、ウツ病でも原因不明の痛みに襲われます。
うつ病の場合は、特に背中に痛みを感じる人が多いようです。

痛みは、本人しか分からないとてもつらい症状ですね。
診察を受けても、正しい診断に至らないので、なまけ病や詐病と
言われ、医療機関を転々とする人も少なくありません。

分かってもらえない程つらいものはありません。病名が診断され
ホッとしたと言う人もいるくらいです。

最近、謎の痛みはストレスによる脳の誤作動の可能性もある
と言うことが分かってきました。

以前、謎の腰痛でまったく動けない人が脳の誤作動と診断され
脳の手術を行うことで、腰の痛みがなくなり普通の生活が送れるように
なったと言う内容の番組がありました。

このように、「痛みは、ストレスと脳が関係している」と解明されつつ
あります。

また、謎の痛みを起こす人は、何らかのストレスを抱え込んでいて
真面目で責任感が強い人などが発症しやすいと言われてます。

発症から時間がたつほど治りにくく重症化するそうですので
早めの治療が大切ですね。原因不明の痛みのすべてが
線維筋痛症ではなく痛みは特定が難しいとされます。

やたらに病気の知識を増やす必要はありませんが、覚えておくと
医師に提案できるかもしれません。
    *       *
番組で紹介されていたのは、岡山県の43歳の主婦。
全身と襲う激痛で水戸共同病院 総合診療科 徳田安春先生 訪ねました。

2年半前より腰が痛くなり半分寝たきりの状態。
整形外科でMRIレントゲンをとっても異常なし。

5年前に、原因不明の腰痛が起こり発症から3年後には
激痛で仕事ができないようになりました。

やがて横になっていても、腰からかかとにかけて
火花が飛び散るほどの激しい痛みに。
病院に行っても、異常なしの診断でした。

痛みは、チリチリする痛み、太い針を刺される痛み
小さな針を刺される痛みの3種類があるとのこと。

徳田先生は、膠原病、慢性の感染症、内分泌、ホルモン関係
炎症反応を可能性を否定するため血液検査を実施。

そして、最終の診断はアロデイニア症でした。

アロデイニア症とは、異痛症ともいい、わずかな刺激が激痛として
認識される感覚異常の病気だそうです。

90年代より注目され女性がなりやすい病気と言われています。
脳が誤作動を起こし、勝手に痛みを発信すると言われています。

発症しやすい人は、ストレスに比較的弱い人です。
ストレスの感受性が強い人は脳の誤作動を起こしやすいそうです。

治療法は、鎮痛剤と漢方薬。このようなケースには
東洋医学的なアプローチが効果的だそうです。

時間はかかりますが、しっかり向き合えば
確実に治していけるそうです。



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